結城友奈は勇者である「ゆゆゆ」を時系列順に解説|勇者の章

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画像出典:版元ドットコム

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前回の記事で『結城友奈は勇者である 1期』を解説したので、今回は時系列順的に続編となる
結城友奈は勇者である 2期-勇者の章-』を解説をします。

※ゆゆゆ解説シリーズの記事は、時系列順にまとめています。
 最初に『鷲尾須美の章』の解説記事を読むことをオススメします。

鷲尾須美の章』解説記事はこちら

結城友奈は勇者である 1期』解説記事はこちら

この記事で分かること

結城友奈は勇者である 2期 -勇者の章-
・ゆゆゆシリーズを時系列順に解説します
・『結城友奈は勇者である 1期』の続編『結城友奈は勇者である 2期-勇者の章-』を解説
・TVアニメの話数に沿って、細かな用語なども踏まえて解説します。
・『結城友奈は勇者である 2期-勇者の章-』を全話無料で見る方法

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勇者の章|結城友奈は勇者である1期の続編、勇者の章を解説

TVアニメの話数に沿って細かな用語の説明などもしながら分かりやすく解説していきます。

結城友奈は勇者である 2期 -勇者の章-
1話華やかな日々
2話大切な思い出
3話あなたを思うと胸が痛む
4話秘めた意志
5話清廉な心
6話君ありて幸福

1話「華やかな日々」

結城友奈は勇者である 1期』の続きとなります。

勇者部メンバーに「乃木園子」が加わり、平和な日々を送っていました。

神樹様が供物を求めなくなったことと、お役目から解放されたので
園子も普通に学園生活を送ることがことができています。

勇者部メンバーと一緒に過ごす園子が見れて本当に嬉しい!

そんな平和な日々を送っているメンバーですが、友奈と園子は何かがおかしいことに
気づき始めます。

それは、勇者部メンバーの「東郷美森の存在が皆の記憶から消されていたということ。

東郷は一時の感情とはいえ壁を壊し、世界を危機に追いやったことに罪の意識を感じていました。

2話「大切な思い出」

皆で撮った思い出の写真からも消えている東郷の存在。

東郷の居場所を探しに、壁の外へと向かう勇者部一同。

今回の勇者システムは更なるアップデートがされています。

勇者の章の勇者システム

今回の勇者システムは「散華しない」ようになっています。
新しい勇者システムは、最初から満開ゲージがたまっている状態です。
精霊がバリアを使うごとに満開ゲージを消費し、回復はしない。
満開ゲージが最大の時のみ「満開」することができます。
「満開」するとゲージは一気に0となり、回復不可能。
この時に、敵から攻撃を受ければ精霊バリアを張れないので命の危険がある。

※精霊の加護 = 精霊バリア

壁の外へ向かうと、未だ無数のバーテックスと灼熱の炎に包まれた世界。

東郷はブラックホールのような場所に存在していました。

友奈がブラックホールの中に入ると「幽体離脱」のような状態となり、
その身体に攻撃を受けます。

そこで友奈は東郷の欠片に触れ、過去を見ます。

東郷が捕らわれている理由

東郷が壁を壊したことにより外の炎が活性化してしまっていて、このままでは世界まで
飲み込んでしまう勢いなので「奉火祭」(ほうかさい)を行わなければいけないと、
大赦から伝えられます。「奉火祭」とは、神の声が聞こえる巫女を外の炎に捧げ、
天の神」に許しを乞うという「生贄の儀式」です
東郷は、「勇者の力」と「巫女の力両方を持つ唯一無二の存在
東郷は罪を償いたいという思いで、その役目を自ら引き受けたのです。
皆の記憶から東郷の存在が消されていたのは東郷自身が、
皆が自分を探さないようにするために神樹様に祈っていたからです。

友奈は東郷のことを忘れないということを誓ったので、助けることを決意 ※1期最終話

そうして突き進んだ先は、友奈が以前にいた空間でした。

そこに東郷は捕らわれていたのです。

この空間とは、1期最終話で友奈が廃人状態となっていた時に友奈自身(魂)がいた場所でした。

友奈は東郷を助けたことにより、東郷からお役目を引き継いでしまうことになります。

友奈の胸辺りに痛々しい刻印が…

勇者の章、2話にしてまた辛い展開が始まります…(もうやめてあげて

3話「あなたを思うと胸が痛む」

友奈に「生贄の儀式」のお役目が引き継がれ、友奈が皆に自身に起きたことを話そうとすると
皆にも「祟り」が降りかかるようになっていたのです。

話そうとしただけで「祟り」が伝染するので、その影響で皆が軽い怪我をしたり、
風に関しては事故にあってしまいます。

天の神の力が現実世界にも及んでいるというわけです…(天の神いい加減にして

この状態では、友奈は皆に事情を話すことができません。

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4話「秘めた意志」

お役目を引き継いだ友奈の身体は徐々に蝕まれていきます。

日々、弱っていく友奈の姿に勇者部メンバーは「おかしい」と気づき始めます。

夏凛は友奈を呼び出し事情を聞き出そうとしますが、友奈は夏凛に「祟り」を
伝染させたくないため頑なに話そうとしません。

友奈の事情を知らない夏凛は、そんな友奈の「拒絶」に酷く傷ついてしまいます。

一方東郷は最近の友奈の様子がおかしいことに疑念を抱き、友奈の部屋に不法侵入します()

そこで見つけたのが友奈の「勇者御記」でした。

その後、友奈以外のメンバーで「勇者御記」を読むことに。

園子の調べで友奈が事情を話したり書いたりしたものでも、その「祟り」は伝染するということ

それを承知した上で皆は「勇者御記」を読むことを迷いなく選択したのです(涙

友奈の勇者御記

1期最終話の戦いで強引な「満開」を繰り返した友奈の身体は全身「散華」してしまっていました
更に敵の御魂に触れたことにより、友奈の魂は御魂に吸い込まれてしまい廃人状態となっていたのです。友奈の魂がいた場所は、東郷が捕らわれていた空間と同じでした。1期最終話で東郷の声と鴉(神の使い)の導きと共に現実世界へ帰ってきた友奈ですが、その身体は以前までのものと違っていましたその身体は「神樹様に作り直されたものという感じで、本当の自分の身体に戻るまでには時間がかかります。現在の友奈の身体は「御姿」と呼ばれています。
御姿」は「神様」に好かれる存在で、とても神聖なもの

※「御姿」=「神樹製の身体」
他のメンバーでは、友奈の次に園子が「御姿」に限りなく近い存在となります。
そして、炎で包まれた世界がある限り友奈の身体は元には戻りません。
お役目を引き継いだ件もあるので、このままでは亡くなってしまうということ。

本当の事情を知った勇者部メンバーは酷くショックを受けます…(特に夏凛ちゃん

東郷は今度は自分が友奈の支えにならなければいけないと、胸に秘めます。

5話「清廉な心」

大赦(安芸先生)から神樹様と結婚して頂けないかと、友奈に通達がありました(!?

神樹様と結婚とは?

神樹様に寿命が迫ってきているとのことで、大樹が枯れてしまうと外の炎に飲み込まれ
世界が滅んでしまうのでそれを阻止するには、神樹 = 神と神婚する儀式を行わなければいけません。神と神婚すると神に等しい存在となり、現実世界からいなくなります(死と同等の意味)
友奈が神婚に選ばれた理由は、神が好く「御姿」だからです。
また、神婚すると人は神の一族となり、ずっと神樹様と共に生きていける世界になります。
友奈は「天の神の祟り」と「神樹様と神婚」という2つの問題を背負っている状態。
しかし、友奈は「天の神の祟り」を受けた状態では春まで生きられないことが決まっているので、神樹様と神婚することを引き受けます。

神と神婚を決意した友奈に、勇者部一同は必死に引き止めます。

一人の犠牲と世界中の人類(四国のみ)が天秤にかかった状態ですが、皆は当然
友奈一人が犠牲になることはおかしいと言います。

しかし皆の声を振り切り、友奈は神樹様と神婚することを選びます。

神樹と神婚するということを知った「天の神」は、怒り狂います。
※人間如きが神と神婚するのは許せない

大赦の一人でもある「安芸先生」がここでも登場 ※鷲尾須美の章に登場

天の神が怒ったことにより、とうとう現実世界へバーテックスを送り込んでくる事態に発展。


友奈が神樹と神婚成立するまで、敵の攻撃を防げと安芸先生は勇者部に伝えます。

人柱となってしまっている友奈を助ける術を考えるわけでもない安芸先生の言動に
東郷と園子は傷つきます。

しかし勇者以外の人間が神樹様と神婚できるわけもなく、
それは友奈にしかできないことなのです。

神婚すると、人は神の一族となるので天の神に襲われる心配もなくなります

しかし、人という存在ではなくなるので、それが良いとも頷けませんね…(人類補完計画的な

絶望的な状態で最終話へと続きます。

6話「君ありて幸福」

勇者部一同は、友奈を神婚から防ぎ、助けに行くことを選びます。

天の神の攻撃や神樹様の妨害を皆で防ぎながら、東郷のみが友奈の元へ突き進みます。

友奈は既に捕らわれてしまっている状態でした。

人柱となる決意をした友奈ですが東郷の必死の説得により、ここにきて初めて
友奈は「本当の気持ち」を東郷に伝えます
本当は助けてほしいということ、皆と一緒にいたいということ…

しかし、神樹様は友奈を離すことはありませんでした。

絶望に打ちひしがれた東郷の前に、一人の赤い少女の影が手を差し伸べます。

その赤い少女の影は間違いなく、あの勇者「三ノ輪銀」の姿でした。

そしてそこには、園子や夏凛、風、樹の姿も…

そして「歴代の勇者たち全ての意志が東郷と共に友奈の解放を望みます。

それは「神として生きるということより、人としての道を選んだ瞬間でした。

神樹様から解放された友奈は自分のせいで世界が滅んでしまうと錯乱しますが、

友奈の精霊(牛鬼)が友奈と東郷を光で包みます。

すると神樹様が「満開」し、友奈は「大満開姿」となっていました。(アルティメット友奈

人として生き続けるという選択をした大満開友奈が「歴代の勇者の意志と神樹様の力」で
天の神を倒し、炎で包まれていた世界が全て浄化されていきます
神樹様が「満開」し、そして「散る」

神樹様の花びらが大地に降り注ぎ、精霊と共に姿を消します。

それは「地の神」が消えたということ = 神樹様は消えた

天の神を倒したことにより、友奈の祟りも消えていました

神樹様の加護を失った現実」は、人の力のみで復興していかなければならないという、
なかなか辛い現実でもありました。

しかし、「勇者システム」と「外の世界の炎」がこの世から消えた瞬間でもあり、
四国以外が滅亡している状態ですが、これからは神に頼らずに人の力のみで
復興していくというのがテーマとなるでしょう。

人として生きていくという「勇者たち」の強い意志により、世界は救われたのです。

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結城友奈は勇者である「ゆゆゆ」を時系列順に解説|勇者の章:まとめ

『結城友奈は勇者である 2期-勇者の章-』全6話を解説しました。

最終話に関しては考察の余地や賛否もありそうですが、私はとても良い最終話だったと思います。

歴代の勇者たち」の意思が東郷や友奈に力を分け与えたシーンは胸熱でしたね!

精霊の「牛鬼」の正体については、ゆゆゆシリーズのライトノベルなどを読んでいると
色々と考察ができそうです。

もっと深くゆゆゆシリーズを楽しむためには、こちらの作品も必須ですね。

勇者の章ラストで勇者部メンバーの皆、そして友奈が笑顔で幕を閉じた。

もうそれだけでも満足しています笑

1期2期、両方とも素晴らしい出来のアニメだと思うので、まだ見たことがない人は
ぜひ見てそして感動してください!

2021年秋アニメ結城友奈は勇者である 大満開の章』も絶賛放送中なので
まだまだ、ゆゆゆシリーズは終わりませんね!

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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