結城友奈は勇者である「ゆゆゆ」を時系列順に解説|アニメ1期

アニメ
画像出典:版元ドットコム

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前回の記事で『鷲尾須美の章』を解説したので、今回は時系列順的に続編となる
1期の解説をします。

※ゆゆゆ解説シリーズの記事は、時系列順にまとめています。
 最初に『鷲尾須美の章』の解説記事を読むことをオススメします。

鷲尾須美の章』解説記事はこちら

結城友奈は勇者である 2期-勇者の章-』解説記事はこちら

この記事で分かること

『結城友奈は勇者である 1期』
・ゆゆゆシリーズを時系列順に解説します
・『鷲尾須美の章』の続編『結城友奈は勇者である 1期』を解説
・TVアニメの話数に沿って、細かな用語なども踏まえて解説します。
・結城友奈は勇者である 1期を全話無料で見る方法

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結城友奈は勇者である|鷲尾須美の章の続編である1期を解説

TVアニメの話数に沿って細かな用語の説明などもしながら分かりやすく解説していきます。

結城友奈は勇者である 1期
1話「乙女の真心」
2話「ろうたける思い」
3話「風格ある振る舞い」
4話「輝く心」
5話「困難に打ち勝つ」
6話「明日に期待して」
7話「牧歌的な喜び」
8話「神の祝福」
9話「心の痛みを判る人」
10話「愛情の絆」
11話「情熱」
12話「貴方に微笑む」

1話「 乙女の真心 」

鷲尾須美の章』から2年後のお話。神世紀300年、舞台は四国の香川県。

私たちは讃州中学勇者部!

讃州中学2年生の結城友奈は「勇者部」という部活に所属していました。

勇者部の活動とは、困っている人を助けたり、みんなのためになることを勇んでやること。

神樹様の加護のもと、平穏な日々を過ごせているという世界です。

しかし突如、選ばれし4人の少女以外の時が止まり、スマホに「樹海化警報」という通知が
鳴り響いたと同時に敵が攻めてくる合図となります。

神樹に選ばれし少女たち

・結城友奈
・東郷美森
・犬吠埼風
・犬吠埼樹

敵の名は、「バーテックス」

星座がモチーフとなっていて、全部で12体いる。

敵がくると神樹様の結界が発動し、辺りは「樹海」となる。

樹海」は、写真に撮っても映らない空間となっています。

こちらの世界と壁の外の世界があって、そこから敵がやってきます。

敵が神樹様にたどり着いた時、世界が終わるのでそれを阻止しなければならない。

それが、神樹様に選ばれた4人の少女のお役目です。

樹海」で敵との戦闘が長引けば長引くほど、現実世界に影響を及ぼします

それは、事故や災害といった形で降りかかります。

敵を封印すると「樹海」が消えて現実世界に戻ります。

ちなみにスマホでは、勇者部メンバー位置が確認できる仕様となっています。

勇者部部長である風は大赦から派遣された人間で、敵が神樹様に辿り着くのを阻止しろと
皆に伝え、足が不自由な東郷以外の3人は勇者に変身し、バーテックスと戦います

鷲尾須美の章と違う点

・精霊の加護がある
・バーテックスを封印する術がある

2話「 ろうたける思い 」

十二星座であるバーテックスを倒すには、弱点となる御魂を封印する「封印の儀
行わなければなりません。

御魂の分離と同時にカウントダウンが開始され、制限時間以内に御魂を破壊する必要があります

鷲尾須美の章」では、良くて撤退させることしかできなかったのに…勇者システムの
進歩ということでしょうかね。

襲来したバーテックスを封印後、樹海が消え現実世界に戻った4人。

風は大赦から派遣された人間なので、勇者の適正が高い人間をあえて集めていたのです。

各地で他にも勇者候補生はいますが、今回たまたま神樹様に選ばれたのが勇者部で活動している
4人の少女だったというわけです。

そして、とうとう東郷も勇者に変身して戦うことになります。

3話「風格ある振る舞い」

ここにきて大赦から派遣された新キャラにぼっしーが登場!※以下、夏凜

夏凛は長年の戦闘訓練を受けている上に、勇者システムも最新の改良がされています。

ここで注目してほしいのが、精霊の数です。

東郷以外の4人は1匹しかいないのに、東郷だけ3匹います

鷲尾須美の章」を先に見ていれば、察しのいい人はこの時点で気づくと思います…

そして夏凛から「満開」についての説明をされますが、「満開システムの真実」については
この時点ではまだ誰も知りません(東郷は満開経験者ですが記憶損失)

満開システムの真実

満開システムとは、5段階ゲージ「満開ゲージ」を最大まで貯めることによって発動する。
衣装も変わり、武装もより強力なものとなる。しかし、満開すると「散華」と呼ばれる現象が必ず起きる。「散華」は、身体の機能の一部を損失する。満開ゲージが溜まると発動するので、自分で発動を止めることはできない。失われた身体機能は勇者達を守護する神樹に供物として捧げられる。

4話「 風格ある振る舞い」

犬吠崎姉妹を中心としたお話、貴重な日常回です。

樹に「歌をうたう」という一つの夢が出来ました。

5話「 困難に打ち勝つ 」

12体中、残り7体のバーテックスが一気に襲来します ※これまでのお話で5体殲滅済

絶望的な状況の中で戦い、そして夏凛以外の4人が「満開」します。

最後のバーテックスの御霊は宇宙にあり、とてつもなく巨大なものでした。

東郷と協力し、友奈は「満開」した後、敵の御霊を封印します。

勇者たちが「満開」した回数を記録しておきます。

4話までの勇者たち満開回数

・結城友奈=1回
・犬吠埼風=1回
・犬吠埼樹=1回
・東郷美森=1回(鷲尾須美の章で2回なので合計3回目)
・三好夏凜=0回

そして7体ものバーテックスを倒すことに成功します。

6話「明日に期待して」

バーテックスとの戦いの後、検査入院をすることになった勇者部一同。

戦いの疲労(勇者システムの長時間使用の疲労)からか、それぞれ身体の一部に不調を来して
いることが分かったのです。

これが、上記で説明した「満開」による「散華」の現象です。

身体の不調箇所一覧

・結城友奈=味覚障害
・犬吠埼風=左目の視力低下
・犬吠埼樹=声が出ない
・東郷美森=左耳が聞こえない(鷲尾須美の章で記憶と足が不自由)
・三好夏凜=異常なし

全部で12体のバーテックスを倒したので、元のスマホは回収されSNSアプリも
使えなくなっています。

アプリが使えなくなっているので精霊も呼び出すことができません。

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7話 「牧歌的な喜び」

全てのバーテックスを倒したご褒美として大赦から合宿先を手配され、勇者部一同は
束の間の日常を満喫することに。

食事も豪華なものが大赦から振る舞われました ※理由あり、後に説明

合宿後、大赦からスマホが戻ってきます。

12体全てのバーテックスを倒したはずなのに、生き残りが確認されたのです。

8話 「神の祝福」

バーテックスの生き残りがいたため、再度戦いが始まります。

スマホが帰ってきたと同時に、皆の精霊の数が増えていました

新たな精霊を使えるように端末のアップデートがあったようです。

それぞれの精霊の数

・結城友奈=2匹
・犬吠埼風=2匹
・犬吠埼樹=2匹
・東郷美森=4匹
・三好夏凜=新たな精霊なしで1匹のまま

ここで確信しますね…精霊の数は、満開回数に関係しています

バーテックスとの戦いの後、大橋の向こう側に転移させられた友奈と東郷。

そこにいたのは、「わっしー」と呼びかける一人の少女

鷲尾須美の章」から見ている人は気づきます…その少女の名は「乃木園子」でした。

園子が祠を使って、友奈と東郷を呼び出したというわけです。

この時初めて、園子の口から「満開システムの真実」について話されます。

満開」して「散華」すると、身体のどこか一部が不自由になるが、勇者は死ななくなります

死ねないのです

満開と散華」による身体の代償に痛みはありませんが、死ぬこともできません。

要するに、身体の一部を神樹様に「供物」として捧げなければいけない

それが「勇者システムなのです。

神に見初められた無垢な少女しか力を宿せませんし、大人では不可能なことなのです…

9話 「心の痛みを判る人」

園子から聞いた「勇者システムの真実」を、友奈と東郷は風に伝えます。

そして東郷は、ある事実に気づきます。

それは、あらゆる自害を決行しようとすると必ず精霊が阻止してくるということ。

勇者システムを起動していなくても精霊が勝手に動き自害を阻止する。

それは勇者を死なせずお役目に縛り付け、戦わせ続けるということでした。

大赦はその事実を知った上で話さず、勇者部一同を騙していたということになります。

勇者は神樹様の大切な供物だから、合宿先で豪華な食事を振る舞ったりしていたというわけです。

本当に酷い話で、この辺りから視聴者のメンタルはゴリゴリ削られまくりですよ…(つらすぎ

声を取り戻す可能性がなくなった樹は夢を失うということになります。

その事実を知った風は自暴自棄になり、大赦を破壊しようと暴走します。

自分が皆を引き込んだということもあるので、真実を知らされていなかったとはいえ
責任を感じますよね…

しかし勇者部の皆は、誰一人として風を責めることはせず、樹も風を支えます

勇者部皆の心の強さと温かさに涙が止まらなくなります…

こんないい子たちが苦しんでいる姿を見たくないし、こちらも本当につらくなりますよね。

10話 「愛情の絆」

全てのバーテックスを倒したはずなのに突如「樹海化」警報が鳴り響きます。

ここでの警報は通常のものとは違い「特別警報発令」となっています

この警報の原因は、東郷が壁を壊したことによるものでした。

東郷は個別で園子に「壁の外に秘密がある」ということを聞いていました。
※四国以外の世界が滅亡している

東郷が壁の外に向かうと、そこは無数のバーテックスと灼熱炎に世界が包まれていました

世界が宇宙規模の結界の中ということだったのです。

倒したはずのバーテックスもその中で復活していました

人類を滅亡寸前に追いやったのはウイルスではなく、天の神が遣わした生物の頂点である
バーテックス」だったのです

天の神が人類を粛清するために遣わした存在が「バーテックス

バーテックスの意味が「頂点」というのは、ここからきていました。

天の神に抗うため、他の神様たちは1本の大樹(神樹)となり四国に防御結界を張ったのです

11話 「情熱」

壁の外の真実を知った東郷は壁を壊し、神樹様自体を消そうと目論みます

理由は、このままでは壁の外でバーテックスは無限に再生し、襲来を繰り返すことになります

そんな無数の敵を相手にし続ければ、勇者たちは「満開と散華」を繰り返すしかなく、
園子のように身も心もボロボロになっていくということです。

東郷が壁を壊したことにより、無数のバーテックスが勇者部一同を襲います。

友奈は精神状態が不安定になり、勇者に変身することができなくなっていました。

ここから無数のバーテックスを夏凛1人で相手します。

このとき、夏凛は「初満開」を果たします※満開回数は4回

夏凛の満開回数と箇所

・右腕
・右足
・両目
・両耳
合計:満開回数4回

一方その頃、神樹を破壊しようとする東郷を風と樹は必死に止めます。

しかし東郷は満開し、バーテックスの攻撃を神樹に向かうように誘導させます

その攻撃を止めたのは友奈でした。

夏凛の本当の想いと勇姿を見たことにより迷いを振り切り、覚悟を決めた友奈は
変身できるようになっていたのです。

12話 「貴方に微笑む」

東郷は世界自体をなくし、皆で消えてしまった方が良いのではないかと友奈に問います。

このままの状態では、勇者たちが生き地獄のまま生きていかなければいけないからです。

友奈はその問いに、それは間違っているといいます。

何も知らずに暮らしている他の人を巻き込んでしまうことになる、世界は壊させない。

友奈は東郷を説得させることに成功しますが、バーテックスの攻撃は再開されました。

満開と散華」で友奈は「両足の機能」を失いますが、勇者部一同の協力と
友奈の最後の力により、バーテックスの破壊に成功します。

そして現実世界に戻ってきた勇者部一同の身体の状態は、日々良くなっていくのです。

最後の最後まで諦めなかった勇者たちに、神樹様は供物を求めなくなっていたのでした。

しかし、頑張りすぎた友奈だけが廃人状態のままとなっていました…

勇者部一同は、友奈の帰りをずっと待っていました。

そして、とうとう東郷の声に反応し帰ってくることができた友奈がそこにいました。

1期の最終話は、「一応」ハッピーエンドという形で一旦幕を閉じます。

この1期最終話の続きは「結城友奈は勇者である 2期 -勇者の章-」となります。

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結城友奈は勇者である「ゆゆゆ」を時系列順に解説|アニメ1期:まとめ

結城友奈は勇者である 1期全12話を解説しました。

勇者部メンバー全員とてもいい子たちなので、彼女たちが苦しみながらも勇敢に戦う姿を見るのは
胸にくることが多かったです…物語中盤からラストまで何回泣いたか分かりません。

勇者部メンバーの友情や絆、そして皆の心のあたたかさと強さ。

この要素が「ゆゆゆ」シリーズの強みであり、惹かれる点だと私は感じました。

鷲尾須美の章」から見ていると物語に重みが増す「乃木園子」の存在。

見事な構成だなぁ、と思いました。

そして物語は『結城友奈は勇者である 2期 -勇者の章-』へと続きます。

神に選ばれた少女たちのおとぎ話をどうか最後まで見届けてください。

次回は『結城友奈は勇者である 2期 -勇者の章-』の解説記事を上げます。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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